消費税引き上げに関する中小企業経営者への緊急アンケート実施
福岡県中小企業経営者協会連合会は、来年4月より消費税が5%から8%に引き上げることを受け、各地域中小企業経営者協会会員(約1,000社)に対して、「消費税引き上げによる中小企業への影響」について緊急アンケートを実施しました。
消費税引き上げが与える影響や消費税引き上げの際の経営課題について、また価格転嫁を円滑に行うための施策についてどう考えているかなど、予想される影響について調査致しました。
つきましては、アンケート結果の周知につきまして、ご高配賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
【調査実施要領】
目 的:消費税引き上げによる経営への影響を会員企業に調査し、
会員企業の状況、意見、要望等を把握し、今後の事業活動に反映させるもの。
対 象:各中小企業経営者協会会員(福岡、北九州、筑後、筑豊)約1,000社
期 間:平成25年10月21日~10月31日
回答数:208社(福岡61社、北九州56社、筑後73社、筑豊18社)
【調査結果(概要)】
消費税引き上げにより中小企業へのマイナスの影響が大きく予想される中、約30%の中小企業経営者が「経営に重大な影響はない」と回答し、価格転嫁についても約36%が「すべて転嫁できる」との回答があり外部環境の変化に強い中小企業の一面が確認できた。一方で業界全体に与える影響については「影響がある」と回答したところが77%と非常に多くマクロな視点では景気後退への危機感は大変強いということも確認できた。また特別措置法の詳細を知らない中小企業経営者が多く見られ、今後の対策としては、より具体的な事業内容別のセミナーなどを開催していく必要がある。
【お問合せ】
福岡県中小企業経営者協会連合会
事務局 二宮 裕一郎、青山 晃典
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前2-9-28商工会議所ビル1階
TEL:092-451-8593/FAX:092-451-9379